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インターネットで名前や住所を聞かれたら? 本当に必要なのか見分けるシンプルステップ

Tags: 個人情報, インターネット詐欺, 情報セキュリティ, 確認方法, 注意喚起

インターネットで個人情報を求められた時に

インターネットを利用していると、会員登録や商品購入、アンケートへの回答など、さまざまな場面で名前や住所、電話番号といった個人情報の入力を求められることがあります。普段から利用しているウェブサイトであれば、あまり気にせずに入力されるかもしれません。

しかし、見慣れないウェブサイトや、予期せぬ形で個人情報の入力を求められた場合、「なぜ、今、この情報が必要なのだろうか」と、少し不安に感じられることもあるかもしれません。インターネット上には、皆さんの大切な個人情報を不正に取得しようとする、怪しいウェブサイトやサービスも存在します。

こうした不安を感じた時、「立ち止まって考える」ことが、ご自身の大切な情報を守る第一歩となります。ここでは、インターネットで個人情報の入力を求められた際に、本当に必要なのかどうかをシンプルに確認するためのステップをご紹介します。

立ち止まってシンプルに確認するステップ

インターネットで個人情報を入力する画面が表示されたら、すぐに情報を入力する前に、以下のステップで一度立ち止まって確認してみましょう。

ステップ1:なぜ、今、この情報が必要なのかを考える

このように、提供を求められている情報が、そのサービスを利用するために論理的に必要かどうかを考えてみてください。例えば、オンラインショッピングで商品を自宅に届けてもらうためには住所が必要ですが、単に記事を読むだけで住所が必要とされるのは不自然かもしれません。

ステップ2:入力しようとしている場所の信頼性を確認する

ステップ3:必要以上の情報を求められていないか確認する

サービスを利用する上で必要最低限の情報だけを求められているかを確認します。例えば、メールアドレスだけあれば使えるはずのサービスで、家族構成や収入といった、サービスの利用目的とは関係なさそうな情報を求められていないか確認します。

ステップ4:少しでも不安を感じたら入力しない

上記のステップで確認してみて、少しでも不自然だと感じたり、疑問が解消されなかったりした場合は、個人情報の入力を立ち止まることが賢明です。入力しなければ、情報は相手に渡りません。

不安な時は相談することも大切です

もし、個人情報を入力してしまってから不安になった場合や、どう判断すれば良いか分からない場合は、一人で抱え込まずに信頼できる相手に相談することも大切です。

まとめ

インターネットで名前や住所などの個人情報の入力を求められた時は、すぐに反応するのではなく、「なぜ必要なのだろうか」と立ち止まって考えることが、ご自身の情報を守るために非常に重要です。情報の必要性、ウェブサイトの信頼性、求められている情報の範囲などをシンプルに確認する習慣をつけましょう。そして、少しでも不安を感じたら、入力しないという選択をしてください。これらの簡単なステップが、皆さんのインターネット利用をより安心できるものにする助けとなることを願っています。