騙されないためのチェックリスト

インターネット検索で見つけた情報、安心のために確認したいこと

Tags: インターネット, 検索, 情報確認, 信頼性, 怪しい情報

インターネットは、知りたいことをすぐに調べられる便利な道具です。何か疑問に思ったとき、多くの読者の皆さんはインターネット検索を活用されていることと思います。しかし、検索結果にはたくさんの情報が表示されるため、「どれが正しい情報なのか」「信用できる情報なのか」と迷ってしまうこともあるかもしれません。

インターネット上の情報の中には、誤ったものや、私たちを騙そうとする目的で作られたものも残念ながら存在します。そのような情報に惑わされないためには、いくつかの簡単なポイントを確認することが大切です。

この記事では、インターネット検索で見つけた情報について、安心のために確認したいシンプルないくつかのステップをご紹介します。どなたでもすぐに実践できる方法ですので、ぜひ参考にしてください。

ステップ1:情報が書かれている場所(情報源)を確認してみましょう

検索結果に表示されたウェブサイトを開いたら、まずその情報が「誰によって書かれたものか」を確認してみましょう。

ウェブサイトの一番上や一番下に、書いた人の名前や組織の名前が書いてあることがあります。公的な機関(例えば、政府機関や自治体)、大きな企業、専門の研究機関など、名前を聞いたことがある、信頼できそうな組織が提供している情報であれば、比較的安心して良い場合が多いです。

逆に、全く知らない個人の名前だったり、会社名が書いてあっても聞いたことがない、連絡先がはっきりしないといった場合は、少し注意が必要かもしれません。すぐに信用せず、次のステップに進んでみましょう。

ステップ2:他のウェブサイトの情報と比べてみましょう

一つのウェブサイトの情報だけで判断せず、同じ内容について他のウェブサイトもいくつか開いて比べてみることをお勧めします。

例えば、ある病気について調べたい場合、一つのウェブサイトに書かれていた内容が、厚生労働省のウェブサイトや大きな病院のウェブサイト、製薬会社のウェブサイトなど、複数の信頼できそうな情報源でも同じように書かれているかを確認してみます。

もし、特定のウェブサイトだけに書かれている内容だったり、他の信頼できる情報源とは全く違うことが書いてあったりする場合は、その情報の信頼性が低い可能性が考えられます。

ステップ3:情報がいつ書かれたものかを確認してみましょう

インターネット上の情報は、時間が経つと古くなってしまうことがあります。特に病気の治療法や法律、製品の情報などは、新しい情報が出ている場合があります。

ウェブサイトによっては、記事が公開された日付や、最後に更新された日付が書いてあります。最新の情報が必要な場合は、日付が新しいものを選ぶようにしましょう。

日付が全く書いていないウェブサイトや、何年も前の情報がそのままになっているウェブサイトは、現在の状況と合っていない可能性があるため、注意が必要です。

ステップ4:どうしても判断できない時は、信頼できる人に相談してみましょう

これらのステップを試してみても、やはり「この情報は正しいのだろうか?」と不安が残ることもあるかもしれません。

そのような時は、無理に自分で判断しようとせず、ご家族や友人など、身近で信頼できる人に相談してみてください。また、調べたい内容によっては、役所の窓口や消費者ホットラインなどの公的な相談窓口に問い合わせてみることも有効です。

これらの相談先は、専門的な知識を持っていたり、正しい情報源を知っていたりしますので、安心して頼ることができます。

まとめ

インターネット検索は大変便利なものですが、表示される全ての情報が正しいとは限りません。しかし、今回ご紹介した「情報源の確認」「他の情報源との比較」「情報の新しさの確認」といったシンプルなステップを実践するだけで、情報の信頼性を判断する手助けになります。

もし、これらのステップを試しても不安な場合は、一人で抱え込まず、信頼できる誰かに相談することが大切です。少し気をつけるだけでも、安心してインターネットを利用することにつながります。これらのシンプルな確認方法が、読者の皆さんのインターネット利用の安心に繋がることを願っています。