騙されないためのチェックリスト

インターネットで見かけた募金のお願い、信頼できるか確認するシンプルなステップ

Tags: 募金, 詐欺対策, インターネット, 寄付, 確認方法

インターネットを利用していると、災害の支援や病気治療のためなど、さまざまな募金のお願いを目にすることがあります。困っている方々を助けたいというお気持ちは大変尊いものです。

しかし残念ながら、そうした善意につけ込み、実際には寄付金が届けられないような、信頼できない募金のお願いも存在します。安心して募金を行うためには、いくつかの簡単な確認を行うことが大切です。

この記事では、インターネットで見かけた募金のお願いが信頼できるものかを確認するための、誰でもできるシンプルなステップをご紹介します。

募金のお願い、まずは立ち止まって確認しましょう

インターネットで募金のお願いを見ても、すぐに手続きをする前に、少し時間を取って落ち着いて確認することが大切です。焦らせるような表現には特に注意が必要です。

確認ステップ1:差出人やサイトの情報を見てみましょう

メールやメッセージで募金のお願いが届いた場合は、誰から送られてきたのか、その差出人が本当に信頼できる団体なのかを確認します。

確認ステップ2:その団体について調べてみましょう

募金をお願いしている団体が、本当に活動している信頼できる団体なのかをインターネットで少し調べてみることができます。

確認ステップ3:公的な情報と照らし合わせてみましょう

もし、大きな災害などに関する募金であれば、その災害が本当に起きているのか、そしてどのような団体が公式に募金を受け付けているのかを、ニュースや公的な機関(国の省庁や自治体のウェブサイトなど)の情報で確認してみましょう。公的な機関が呼びかけている募金先であれば、安心して寄付を行うことができます。

確認ステップ4:もし不安なら、一人で決めずに相談しましょう

これらの確認をしても、少しでも「本当に大丈夫かな?」と不安に感じたら、すぐに募金の手続きをするのはやめましょう。

安心できる募金のために

善意の気持ちを大切にしつつ、それが本当に困っている方々に届くように、少し立ち止まって確認する習慣をつけることが大切です。ここでご紹介したシンプルなステップを参考に、安心してインターネットを活用してください。

もし、すでに募金をしてしまって、後から「怪しいかもしれない」と不安になった場合も、一人で悩まず、ご家族や消費生活センターなどに相談してください。