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インターネットやメッセージで送られてきたURL、クリックする前に確認したいこと

Tags: URL安全確認, フィッシング詐欺, メッセージ詐欺, ネット詐欺防止, セキュリティ

インターネットを使っていると、メールやメッセージ、ウェブサイトを見ている時にURL(ウェブサイトのアドレス)を見かけることがあります。時々、このURLをクリックしてしまったために、困ったことに巻き込まれてしまうという話を聞くことがあります。

例えば、開いたウェブサイトが偽物で個人情報を盗られてしまったり、コンピューターやスマートフォンがウイルスに感染してしまったりすることがあります。

ここでは、インターネットやメッセージでURLを見かけたときに、クリックする前に自分で簡単にできる確認のポイントをいくつかご紹介いたします。これらの確認ステップを知っておくことで、インターネットをより安全に利用することができます。

怪しいURLのサインに気づくためのポイント

メッセージなどで送られてきたURLをすぐにクリックするのではなく、少し立ち止まって以下の点を確認してみましょう。

ポイント1:アドレスの見た目がおかしくないか確認する

URLは「https://www.example.com」のように、決まった形で書かれています。特に重要なのは「example.com」のように、サイトの持ち主を示す部分(これをドメイン名と呼びます)です。

ポイント2:アドレスの始まりが「https://」になっているか確認する

URLの始まりは「http://」か「https://」のどちらかになっています。「https://」で始まるアドレスは、データのやり取りが暗号化されていることを示しており、特に個人情報などを入力するサイトでは非常に重要です。「http://」で始まるサイト全てが危険なわけではありませんが、個人情報を入力するページで「http://」になっている場合は、そのサイトが本当に安全か改めて考えてみましょう。

ポイント3:メッセージや情報の発信元を確認する

URLが送られてきたメッセージは、本当にその人や会社から送られたものか、立ち止まって考えてみましょう。

このように、心当たりがない、あるいは不自然だと感じた場合は、そのURLをクリックしない方が安全です。不安な場合は、自分でその企業やサービスの公式サイトを検索して確認したり、直接問い合わせてみたりすることをお勧めいたします。

もし怪しいURLをクリックしてしまったら

もし誤って怪しいURLをクリックしてしまったかもしれない、と不安になった場合でも、慌てずに落ち着いて行動しましょう。

まとめ

インターネットやメッセージでURLを見かけたときに、クリックする前に少し立ち止まり、アドレスの見た目や発信元を確認する習慣をつけることで、多くのインターネット上の危険から身を守ることができます。もし少しでも「おかしいな」と感じたら、クリックしない、無視する、削除するなど、無理に先に進まないことが大切です。

これらの簡単な確認ステップが、皆さんがインターネットを安心して利用するためのお役に立てれば幸いです。